吾妻山(あづまやま)の噴火警戒レベルが引き上げられましたね。
福島県と一部山形県を含む、吾妻連峰とも呼ばれる
日本百名山にも含まれているみたいです。
噴火警戒レベルが引き上げとありますが、
レベル1(活火山であることに留意)から
レベル2(火口周辺規制)へ
噴火する確率が上がったから規制を上げます
ということですね。
噴火するかもと言われたら怖いですよね。
ニュースになるまで吾妻山とか知りませんでした…
ところで日本の火山はどれくらいあるのでしょうか?
火山にも呼び名があって昔は、
今現在活動している(噴火している)火山は「活火山」
噴火していない火山は「休火山」または「死火山」
と呼ばれていましたみたいです。
「死火山」と言われたら絶対噴火しない火山と思いますね。
ただ記憶に新しい、御嶽山の噴火(2014年)がありましたが、
この御嶽山は死火山と呼ばれていたとのこと。
それが1979年に噴火したみたいです。
約5000年ぶりの噴火がいきなり来た感じですね。
国際的には過去1万年間の噴火履歴で活火山を定義するのが適当。
ということで、2003年に火山噴火予知連絡会は、
「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」
を活火山と定義し直しました。
今の活火山は111あるとのこと。
これは最近の学問の発展によるものですね。
わからなかったのがわかるようになる。
ただ、1万年前なんてどうやって証明するのでしょうか?
地層の調査とかでマグマが噴出した物質で判断するみたいですね。
火山の寿命は数万~数百万年に及ぶので、有史以来噴火の記録がなくても活動が完全に終了したとは見なせない。
地球の営みを人間の尺度で測るのは無理がある。
引用先:長野県理化学会
とあるように地球が誕生してから50億年のうち、
人間が誕生して今に至るまでと比べたら
非常にちっぽけでしょう。
御嶽山のようにいきなり予兆なく噴火するとはいえ
何もしないというのでは不安でしかありません。
最悪の事態は防ぐためにも予防や予知というのがあり、
地震や台風、津波などの情報を公開している。
というサイトがあります。
引用先:ハザードラボ
そこに載っているのは全部で18あり、噴火警戒レベルでは
レベル1が、
北海道駒ヶ岳、十勝岳、秋田焼山、蔵王山、浅間山、御嶽山、
箱根山、富士山、三宅島、阿蘇山、霧島山、薩摩硫黄島
レベル2は
吾妻山(今回引き上げ)、草津白根山、諏訪之瀬島
レベル3は、
桜島、口永良部島
(西之島は入山危険とのこと。)
富士山もレベル1なんですね。
先月末に登ってきましたが、
今は大丈夫とはいえ噴火の可能性は0ではないということですね。
とはいえ、富士山にはまた来年も登りたいなと
思っています。
やっぱあの山頂からの眺めは素晴らしい。
もう一度みたいです。
何か起こるのは確率論で今すぐ起こるわけではないし、
予言は出来ないので恐れずに進んでいきます^^